YouTubeの関連動画とは?
関連動画とは、動画のページに表示される「おすすめ動画」のリストのことです。
視聴者が今見ている動画の横(スマホなら下)に表示されます。
YouTubeのAIが、動画の内容や視聴者の行動履歴を分析し、「次にこの動画を見る可能性が高い」と判断した動画を表示しています。
YouTubeの関連動画はどこ?
関連動画が表示される場所はパソコン、スマホ、テレビで異なります。
【パソコン(ブラウザ)】
動画プレイヤーの右側に表示されます。 一番上には「次の動画」として、自動再生の対象となる動画が表示されることが多いです。

【スマホ(アプリ)】
動画プレイヤーのすぐ下に表示されます。

【テレビ(アプリ)】
動画視聴中や視聴後に、次の動画候補として画面に大きく表示されます。
YouTubeの関連動画のアルゴリズム
YouTubeのAI(アルゴリズム)はどのように関連動画を選ぶのか?仕組みを説明します。
AIが関連動画を選ぶ基準は、大きく分けて「動画の質」と「視聴者との相性」の2つです。
動画の質
動画のクオリティが高いほど、関連動画に選ばれやすいです。
AIは主に次の3点を見ています。
【動画のテーマ】
AIは映像、音声、タイトル、説明文を解析し、動画が「何について語っているか」を把握します。
【視聴者の満足度】
視聴維持率、クリック率、高評価、コメント、共有の多さなど、「視聴者が満足したか」を見ています。
【動画の新しさ】
新しくアップロードされた動画や、視聴回数が急上昇している動画は評価されやすいです。
視聴者との相性
AIは、視聴者が好きそうな動画、興味を持ちそうな動画を関連動画として表示します。
【視聴者の過去の履歴】
その人が過去にどんな動画を見たか、どんなジャンルを好むか。
【テーマの近さ】
今見ている動画と、次に表示する動画のテーマが近いか。例えば、犬の動画の次には、犬の動画がおすすめされやすい。
【視聴者の属性】
年齢、性別、住んでいる地域、視聴している時間帯なども考慮されていると言われています。
どんな動画が関連動画として表示されるかは人によって異なります。YouTubeは視聴者の好みや視聴履歴に基づいて動画を表示しているからです。
YouTubeの関連動画に載るメリット
再生回数が一気に増える
関連動画に載ると再生回数が一気に増えます。例えば、月間100万回再生される動画の関連動画に載れば、そのうちの数%がクリックしただけでも、数万回の再生が生まれます。
チャンネル登録者が増える
関連動画経由の視聴者は、そのジャンルにすでに興味を持っています。 あなたの動画が面白ければ他の動画も見てくれます。高い確率でチャンネル登録につながります。
YouTubeの関連動画に表示させる方法10選
関連動画に自分の動画を表示させる方法を説明します。
タイトル
タイトルは、AIと視聴者に動画の内容を伝える上で重要です。
まず、競合の人気動画と、似たキーワードをタイトルに含めましょう。 AIはキーワードを見て、動画同士の関連性を判断します。競合の人気動画に関連動画として表示されやすくなります。
また、視聴者が見たいと思うようなワードを使うことも大切です。
YouTubeタイトルの付け方のコツ9選【クリック率が上がる】
概要欄
AIは概要欄でも動画の内容を解析しています。
動画の簡単な要約を書いたり、目次を書きましょう。
また、チャンネル内の回遊を促すため、自分の他の動画のリンクや、再生リストのリンクを貼りましょう。
タグ
タグに動画の内容を表すワードを設定しましょう。
例えば、パスタの料理レシピの動画なら「料理,レシピ,簡単,パスタ」のように設定します。
競合の人気動画がどのようなタグを使っているか調べて、同じタグを設定するのも効果的です。
ハッシュタグ
ハッシュタグは、概要欄やタイトルに設定できる機能です。
動画のテーマを表すハッシュタグを、3〜5個程度設定しましょう。
例えば、「#YouTube #関連動画 #攻略法」というように。
競合の動画と同じハッシュタグをつけましょう。同じハッシュタグが使われている動画同士は「関連性が高い」とAIが判断しやすくなります。
サムネイル
サムネイルは重要です。いくら関連動画に表示されても、クリックされなければ再生されません。 関連動画に一覧で並んだ時に、他のどの動画よりも目立つ必要があります。
動画の内容が一目で分かり、視聴者の興味を引くデザインにしましょう。
再生リスト
「パスタレシピ集」「モーニングルーティン集」のように、同じテーマの動画を再生リストにまとめましょう。
再生リストにまとめておくと、1つの動画を見終わったときにリスト内の次の動画が自動再生されます。これにより、自分の動画が、自分の別の動画の「関連動画」として表示されやすくなります。
視聴者がチャンネル内で長く滞在してくれるため、AIからのチャンネル全体の評価も高まります。
エンゲージメント
エンゲージメントとは、視聴者の反応(高評価、コメント、共有、チャンネル登録)のことです。 AIは、エンゲージメントが高い動画を人気動画だと判断します。 良い動画だと判断されれば、他の人の関連動画に表示されやすくなります。 動画の最後で「参考になったら高評価をお願いします」「皆さんの意見もコメントで教えてください」というように呼びかけましょう。
YouTubeのエンゲージメント率とは?目安と上げる方法5つ
視聴維持率を高める
AIが最も重視する指標の一つが「視聴維持率」(動画が平均でどれだけ長く見られたか)です。 視聴維持率が高いほど、AIは「視聴者が満足した動画」と判断し、他の人にも強くおすすめします。
例えば、テンポの悪い部分や間をカットするなど、視聴者を飽きさせないようにしましょう。
オープニングに力を入れる
先ほどの視聴維持率を高める上で、特に重要なのがオープニングです。 多くの視聴者は、動画の最初の15秒から30秒程度で「この動画を見続ける価値があるか」をシビアに判断します。
冒頭で結論を言ったり、無関係な話や長すぎる挨拶は避けるようにしてください。
チャンネルのジャンルを1つに絞る
料理、ゲーム、旅行など、あちこちのジャンルに手を出すと、AIが「このチャンネルが何の専門家か」を判断できなくなります。 一つのジャンルに特化することで、AIは「このチャンネルは、この分野の専門家だ」と認識します。 その結果、同じジャンルの他の動画と「関連性が高い」と判断され、関連動画に表示されやすくなります。
終了画面とカード機能
終了画面で、関連する自分の動画へ誘導しましょう。
カードでも関連する自分の動画を紹介するようにします。
こうすることで、AIが「この動画とこの動画は関連している」と判断しやすくなります。
競合の人気動画の関連動画として表示させる方法
「競合のこの動画、めっちゃ再生されてるな。この動画の関連動画として表示させたい。」
なんてことがあると思います。その時に使えるテクニックを紹介します。
ステップ1:競合動画を分析する
あなたが「この動画の横に表示されたい」と思う競合の人気動画を決めます。 そして、動画を分析します。
【タイトル、概要欄、タグ】
タイトル、概要欄、タグを調べましょう。その動画がどのようなキーワードを使っているかを調べます。次に、タイトル、概要欄、 タグに競合動画が使っているキーワードを入れましょう。
【コメント欄】
コメント欄を読み込みましょう。その動画を見た視聴者が、次に何を知りたいと思っているか、どんな不満や疑問を持っているかを探ります。
ステップ2:動画の内容で「視聴者の次の需要」を満たす
これが最も重要です。 競合動画を見た視聴者が、次にあなたの動画を見る理由を作る必要があります。
【競合動画に不足している部分を補う】
競合動画が触れていなかった部分、コメント欄で質問が多かった部分への答えとなる動画を作りましょう。 例えば、競合が商品のメリットを話していたら、自分はデメリットや注意点を言うようにします。
【競合動画へのアンサー動画を作る】
「〇〇さんの動画を参考に、私も実践してみました」「〇〇さんの方法に加えて、これをやるとさらに効果的でした」といった切り口で動画を作ります。
ちなみに動画内で競合のチャンネル名や動画タイトルに言及すると、AIが音声認識で関連性をより強く認識すると言われています。
ステップ3:競合動画よりも質で勝つ
関連動画欄に表示されても、クリックされなければ意味がありません。 また、クリックされてもすぐに離脱されれば、AIは「この動画は質が低い」と判断し、二度と表示しなくなります。サムネイルを工夫したり、視聴維持率を高めるようにしましょう。
YouTubeの関連動画からの再生回数を確認する方法
自分の動画が関連動画からどれだけ見られているか。確認する方法をお伝えします。
- YouTubeStudioを開きます。
- 左のメニューから「アナリティクス」を選びます。
- 「リーチ」タブをクリックします。
- 「トラフィックソースの種類」というグラフを見ます。
ここに「関連動画」という項目があります。ここで全体の再生回数のうち、何%が関連動画から来ているかが分かります。
さらに、この「関連動画」の項目をクリックしてください。 「どの動画の関連動画として表示されたか」のリストが表示されます。 ここに競合の人気動画が表示されていれば、あなたの戦略が成功している証拠です。
まとめ
以上です。