YouTubeの動画を拡散させるとは?
動画を拡散させるとは、自分の動画がより多くの人に見てもらえるようにすることです。具体的には、YouTubeのおすすめ欄や関連動画に表示せたり、XやインスタグラムなどのSNSで話題になるようにすることです。
たくさんの人に動画が届くことで、再生回数やチャンネル登録者が一気に増える可能性があります。
YouTubeの動画を拡散させるメリット
拡散の一番のメリットは、再生回数が大きく増えることです。 再生回数が増えれば、チャンネル登録者も増えやすくなります。 収益化の条件(総再生時間や登録者数)をクリアしやすくなります。
また、自分の活動や商品、サービスを知ってもらうきっかけにもなります。 自分のチャンネルの認知度を大きく上げることができます。
YouTubeの動画を拡散させるデメリット
炎上のリスク
動画が多くの人に見られるということは、それだけいろんな意見にさらされるということです。 動画の内容や発言の一部が切り取られ、意図しない形で批判の対象になることがあります。 アンチコメントが来たり、誹謗中傷を受ける可能性があります。
YouTubeの動画を拡散する方法【内部対策】
拡散させる方法を「YouTube内部で行う対策」と「YouTube外部で行う対策」に分けて解説します。
まずは内部対策からです。
タイトルを工夫する
視聴者が「見たい!」と思うタイトルを付けます。 動画の内容が分かり、視聴者の悩みを解決できるようなキーワード(例:節約術、痩せるダンスなど)を入れましょう。特にタイトルの左側にキーワードを入れると効果的です。
YouTubeタイトルの付け方のコツ9選【クリック率が上がる】
サムネイルにこだわる
視聴者が動画を見るかどうかは、ほぼサムネイルで決まります。 スマホの小さい画面でも内容が伝わるよう、大きな文字を使いましょう。 動画の魅力的なシーンや、あなたの表情を入れるとクリックされやすくなります。
再生リストを作る
関連する動画を「再生リスト」としてまとめましょう。 動画を見終わった後、自動的に次の関連動画が再生されるため、視聴者がチャンネルに長く滞在してくれます。
コメントに返信する
コメントをくれた視聴者と交流しましょう。 「いいね」を押したり、返信したりすることで、視聴者は親近感を持ちます。 コメントが多い動画は「盛り上がっている」と判断され、YouTubeの評価も上がります。
YouTubeショート
YouTubeShortsは通常動画とは別の場所でおすすめされやすく、新規の視聴者に届きやすいです。 Shortsで興味を持ってもらい、あなたのチャンネルの通常動画を見てもらう、という流れが作れます。
YouTubeの動画を拡散する方法【外部対策】
次は外部対策についてです。
X
X(旧Twitter)は、情報が伝わるスピードが速く、拡散力が高いのが特徴です。
動画を公開したら、Xでリンクを投稿しましょう。「今回の動画、ここの部分が一番頑張りました」 「この情報、絶対に役に立つはずです」 といった感じでひと言を添えます。動画の見どころや、作った感想なども書くと、クリックされやすくなります。
※Xと同じ内容をスレッズ(Threads)にも投稿することをおすすめします。
インスタグラムは、特に女性や若い世代に拡散したい場合におすすめです。
インスタは投稿自体にリンクを貼れません。
YouTubeへの誘導の仕方は全部で4つあります。
(1)プロフィール欄を活用する
プロフィールにYouTubeチャンネルのURLを貼ります。ここが唯一のリンク設置場所です。
(2)フィード投稿
動画のサムネイルや、動画内容に関連する写真を投稿します。 そして、説明文の最後に「フル動画は、プロフィールのリンク(@あなたのアカウント名)から見てね!」と書きましょう。
(3)ストーリーズ
「今、動画をアップしました」というリアルタイムな告知に使えます。 「リンクスタンプ」という機能を使えば、ストーリーズ投稿に直接YouTube動画のリンクを貼ることができます。
(4)リール
YouTube動画のハイライト(一番面白いところ)や予告編を、リール動画として投稿します。 リールは新しい人に見てもらいやすいため、ここで興味を持ってもらい、「続きはプロフィールのYouTubeから」と誘導しましょう。
TikTok
TikTokは拡散力が爆発的です。 特に若い世代に動画を届けたい場合に使いましょう。
YouTube動画のつかみの部分や、一番インパクトがある部分を、15秒〜60秒程度に切り抜いて投稿します。 動画の最後や説明文に「続きはYouTubeで」「フルバージョンはプロフィールのリンクから」と入れましょう。
YouTubeの長い動画をそのまま短くするのではなく、TikTokの視聴者が好む「テンポの良さ」「分かりやすさ」を意識して編集し直すとうまくいきます。
ブログやnoteに動画を埋め込む
もしあなたがブログやnoteをやっているなら活用しましょう。
やり方を説明します。
YouTube動画の補足記事を書きます。 例えば、「1週間の節約レシピ」という動画をアップしたとします。 ブログでは、動画で紹介しきれなかった「材料費の詳細」「買い物リスト」「さらに応用できるアレンジレシピ」などを文章と写真で詳しく解説します。
そして、その記事の途中に「実際の調理風景はこちらの動画でどうぞ」と書いて、YouTube動画を埋め込みます。 動画と記事、両方を見ることで視聴者の満足度が上がり、ファンになってもらいやすくなります。
YouTube拡散掲示板
「YouTube拡散掲示板」と呼ばれるWebサイトがあります。
自分の動画のURLを貼り付けて「見てください」と宣伝したり、他の人の動画を見ることができます。
ただ、YouTube拡散掲示板はおすすめできません。理由は2つ。
①YouTubeの規約違反になる
→YouTubeは、相互登録や「再生回数の交換を目的としたやり取り」をスパム行為として禁止しています。
②チャンネルの評価が下がる
→相互目的の人は、動画を最初から最後までじっくり見ません。 動画をクリックしても、すぐに離脱します。 これを行うと、あなたの動画の視聴者維持率が極端に悪化します。 YouTubeのシステムは、「この動画は、再生されてもすぐ止められる。つまり、つまらない動画だ」と判断します。
【YouTube】動画・チャンネル宣伝掲示板
https://www.2likeminds.com/
YouTubeの動画を拡散するときのコツ
シェアしたくなる内容にする
視聴者が「これはすごい!」「友達にも教えたい」と思う動画は自然と拡散されます。 役立つ情報(ノウハウ)、面白い(エンタメ)、深く感動する(共感)など、人の心を動かす動画を作りましょう。
視聴者維持率を高める
拡散される動画は「視聴者維持率(動画がどれだけ長く見られたか)」が高いです。 視聴者が途中で飽きて離脱しないよう、冒頭15秒で「この動画は見る価値がある」と伝えることが大切です。
YouTubeの動画を拡散するときの注意点
YouTubeのルールを守る
例えば、他人の動画のコメント欄に「私の動画も見てください」と宣伝を書き込むのは「スパム行為」とみなされます。最悪の場合チャンネルが停止される危険があります。
数字を追いすぎない
「拡散率が低い」「再生回数が伸びない」「登録者が増えない」と数字ばかり気にしていると、動画作りが苦しくなってしまいます。 拡散は、視聴者に価値あるコンテンツを届け続けた結果です。 まずは目の前の視聴者を楽しませることを第一に考えましょう。
まとめ
以上です。