YouTubeのエンゲージメントとは?
YouTubeのエンゲージメント(engagement)とは、「視聴者があなたの動画にどれだけ反応したか」を示すものです。
例えば、いいねを押したり、コメントを書いたり、チャンネル登録をしたりとか。動画がただ再生されただけでは、エンゲージメントとは言えません。
YouTubeはこのエンゲージメントを重視しています。 エンゲージメントが高い動画を良い動画だと判断します。
YouTubeのエンゲージメントの種類
エンゲージメントには6つの種類があります。
高評価(いいね)
視聴者が「この動画よかった」と思ったときに押すボタンです。 これが多ければ、動画に満足した人が多い証拠になります。
低評価
視聴者が「この動画はイマイチだった」と思ったときに押すボタンです。
コメント
コメントが多いほど、動画を見て何かを感じた人が多いことになります。 コメントが活発な動画ほど、エンゲージメントが高いと評価されます。
共有
「共有」とは、XやLINEなどに動画のリンクを送る機能のことです。 YouTubeは、共有が多い動画を高く評価します。
チャンネル登録
チャンネル登録率が高い動画ほど高く評価されます。
視聴者維持率と平均視聴時間
視聴者維持率とは、視聴者が動画をどれくらいの長さまで見てくれたかを示す割合のことです。
平均視聴時間とは、視聴者1人あたりが平均で何分間動画を見たか、という時間のことです。
視聴者維持率と平均視聴時間が高いと、良い動画だと判断されます。
YouTubeのエンゲージメント率の計算方法
エンゲージメント率は「視聴者がどれくらいの割合で反応してくれたか」を表す数字です。
YouTubeはエンゲージメント率の計算方法を公表していません。
一般的にはいくつかの計算方法が使われます。
よく使われるのは「(いいね+コメント+共有の合計数)÷ 再生回数」です。
例えば、再生回数が1000回で、いいねが50、コメントが10、共有が5だった場合。
(50 + 10 + 5)÷ 1000 = 0.065
この場合のエンゲージメント率は6.5%となります。
YouTubeのエンゲージメント率の目安
エンゲージメント率の目安は下記の通りです。
※エンゲージメント率の目安は、動画のジャンルやチャンネルの大きさによって大きく変わります。参考程度にしてください。
エンゲージメント率の目安
- 1%未満:少し低いです。動画を改善しましょう。
- 1%〜3%:多くのチャンネルがこの範囲に入ると言われます。まずはここが平均ラインです。
- 3%〜5%:良い数値です。視聴者が動画にしっかり反応してくれています。
- 5%〜10%:かなり高いレベルです。視聴者があなたの動画を気に入っている証拠です。
- 10%以上:大成功です。熱心なファンがしっかり付いていると言えます。
一般的に、チャンネル登録者が多い大きいチャンネルほど、エンゲージメント率は下がります(ファンでない人も動画を見るため)。始めたばかりのチャンネルの方が、熱心なファンがついてエンゲージメント率が高くなりやすいです。
また、視聴者の感情が動きやすいジャンルはエンゲージメント率が高くなります。具体例にはエンタメ系、Vlog、ペットです。人は心が動くと行動します。
まずは3%〜5%あたりを目指してチャンネルを運営してみてください。
YouTubeのエンゲージメントを上げるメリット
動画がおすすめされやすくなる
エンゲージメントが高い動画は、YouTubeから「視聴者を満足させる良い動画だ」と評価されます。 すると、YouTubeのおすすめ(トップページや関連動画)に表示されやすくなります。 おすすめに載ると、再生回数やチャンネル登録者が一気に増えます。
ファンが増えやすくなる
コメントに返信したり、視聴者の意見を動画に取り入れたりすると、視聴者は「自分も参加している」と感じます。 あなたとの距離が近くなったように感じます。 すると、ただの視聴者から熱心なファンに変わりやすくなります。 ファンが増えると、新しい動画を投稿したときにすぐに見てくれるようになります。
収益が上がりやすくなる
エンゲージメントが高いと収益が上がりやすくなります。
YouTubeで広告収入を得ている場合、エンゲージメントは収益に直結します。 エンゲージメントが高いと、動画が長く見られる傾向があります。 動画が長く見られると、広告が流れるチャンスも増えます。
YouTubeのエンゲージメントを上げる方法5選
エンゲージメントを上げる方法を解説します。
動画の中でお願いをする
視聴者にやってほしいことを動画の中で言いましょう。
はっきりと言葉で伝えないと視聴者は行動しません。
・動画の最後で「動画が面白かったら、いいねをお願いします」 「今日の感想をコメントで教えてください」 「チャンネル登録をお願いします」と言う。
・質問を投げかけてコメントを増やす。「みんなはどっちのメニューが好き?コメントで教えてね」「初デートで告白はありだと思う?コメントに書いてね」など。
コメントに反応する
コメントに対して反応するのも効果的です。
・いいねを付ける。「自分のコメントを読んでくれた!」と視聴者は嬉しくなります。 次の動画でもコメントしようという気持ちになります。
・返信をする。特に良いコメントや、質問のコメントには、返信をしましょう。 「ありがとうございます!」「良い質問ですね!」 みたいな短い言葉でも大丈夫です。
・コメントを固定する。良いコメントや、他の人にも見てほしいコメントは固定しましょう。 コメントを書いた人が喜んでくれます。
視聴者が参加できる企画をする
視聴者参加型の企画をやりましょう。
・「次の動画、どっちが見たい?(Aの動画 / Bの動画)」とアンケートを取る。自分の意見が動画に反映されると視聴者は嬉しくなります。
・質問コーナーをする。視聴者から質問を集めて回答する。
・視聴者のコメントを紹介する。「前の動画で、こんなコメントをもらいました」 「〇〇さん、質問ありがとう」 というように、動画で視聴者の名前やコメントを紹介すると、喜ばれます。 また、「自分も紹介されたい!」と思って、コメントが増えやすくなります。
コミュニティ機能
コミュニティ機能は、動画投稿以外で視聴者と交流できる掲示板のようなものです。
・アンケートを取る。「今日のお昼、何食べた?」といった簡単なアンケートは、視聴者も押しやすいです。
・次の動画の予告をする。 「明日の18時に、新しい動画を出すよ」と知らせるだけでもOKです。 動画投稿がない日も、ファンとのつながりを保つことが大切です。
カードと終了画面で他の動画へ誘導する
カードと終了画面で他の動画へ誘導することで、視聴者の滞在時間を増やしましょう。
視聴者はチャンネルに長く滞在するほど、エンゲージメントをしやすくなります。
・カード機能。動画の途中で、関連する動画を小さく表示できます。 「詳しい説明は、こちらの動画でも話してます」と案内しましょう。
・終了画面。動画の最後の20秒間に、別の動画を表示できます。
YouTubeのエンゲージメントの確認方法
YouTube Studioで自分の動画のエンゲージメントを確認できます。
- YouTube Studioにログインします
- 左側のメニューから「コンテンツ」を選択します
- エンゲージメントを確認したい動画を選択します
- 「アナリティクス」を選択します
- 上部のメニューで「エンゲージメント」タブをクリックします
下記の指標が表示されます。
・総再生時間:あなたのチャンネルの動画が、全部でどれくらいの時間見られたか、です。
・平均視聴時間:視聴者1人あたり、平均で何分何秒あなたの動画を見てくれたか、という時間です。 この時間が長いほど、視聴者が夢中になって見てくれている証拠です。
・視聴者維持率:これは超重要です。「動画が始まってから、何%の人が見続けてくれているか」を示すグラフです。 グラフが急にガクンと下がっている場所があったら、そこは視聴者が「飽きた」「つまらない」と思って動画を閉じてしまった場所かもしれません。
・エンゲージメント率:「高評価数+コメント数 ÷ 再生回数×100」で表されます。
まとめ
以上です。