 
		YouTubeで目的を決めるべき理由
挫折しにくくなる
YouTubeは大変です。動画ネタを考えて、撮影して、編集する。時間も手間もかかります。
何時間もかけて動画を作っても、最初の頃はほとんど再生されません。「こんなに時間をかけて動画を作ったのに誰にも見られない。辛い...」と感じるはず。
しかし、目的があれば違います。 「月50万稼げるようになって脱サラする!」 「お店にお客さんを呼びたい!」 といった目的があれば、モチベーションを維持できます。挫折を防げます。
動画の方向性が決まる
目的がないと動画の方向性がブレます。
「今日はVlog、明日はゲーム、次は料理」
これでは動画に統一感がありません。 視聴者は混乱します。
目的が決まれば方向性が定まります。
例えば、目的が「自分のハンドメイド作品を売りたい」なら作るべき動画は「作品の魅力紹介」や「簡単な作り方解説」になります。発信する内容が一貫します。
成功したかどうかが分かる
目的がないと成功したかどうかが分かりません。なんとなく動画を上げ続けるだけになります。
再生数が多くても目的を達成できていないかもしれません。
例えば、目的が「自分の商品を買ってほしい」だとします。
「再生数や登録者は多いが、商品は全く売れていない」という状態になる人もいます。
(このパターンはけっこう多いです。再生数を増やすのはあくまで目的のための手段なのに、いつのまにか再生数を増やすことが目的になってしまう。)
YouTubeの目的の例
目的は4種類に分けられます。
お金
- 副業として、毎月1万円のお小遣いを稼ぎたい。
- 広告収入だけで、生活できるようになりたい。
- 企業から商品紹介の案件をもらいたい。
- 自分が経営するお店(例:カフェ、美容室)の宣伝をしたい
- 自分のスキル(例:コンサル、コーチング)を知ってもらい、仕事につなげたい。
趣味や記録
- 自分の趣味(例:料理、キャンプ、釣り)の記録を残したい。
- 自分のペット(犬、猫など)の可愛い瞬間をみんなに見せたい。
- 自分の旅行の思い出をVlogとして残したい。
認知や交流
- インフルエンサーとして有名になりたい。
- 同じ趣味を持つ仲間を見つけて、交流したい。
- 自分の考えや体験談を発信して、誰かの役に立ちたい。
スキルアップ
- 動画編集のスキルを身につけたい。
- 人前でうまく話すプレゼン力を鍛えたい。
- 自分の勉強した知識をアウトプットする場にしたい。
- マーケティングの勉強として、YouTube運営をしたい
YouTubeで目標を設定すべき理由
次は目標を設定すべき理由についてです。
今やるべきことが分かる
「YouTubeで登録者100人を達成する」という目的だけでは今日何をすべきか分かりません。
目標があれば逆算できます。
こんな感じ。
目標「3ヶ月後に登録者100人を達成する」
→「1ヶ月に約33人必要」
→「そのためには動画が最低10本は必要」
→「今週は2本、動画を投稿しよう」
このように目標から今日のタスクに落とし込めます。
改善ができる
例えば「登録者が目標に届かなかった」とします。
→なぜ?:「動画は見られているが、登録されていない」
→なぜ?:「動画の最後で登録をお願いしていなかった」
→改善:「次の動画から、最後に『登録してね』と言おう」
このように目標があるからこそ、具体的な改善ができます。
YouTubeの目標設定の例
目標設定の例を挙げます。今のあなたにできそうな目標を1つだけ選んでみてください。
行動の目標
YouTube初心者は「行動の目標」がおすすめです。自分でコントロールできるため、初心者でも達成しやすいです。
- 毎週1本投稿する
- 毎月2本投稿する
- 毎週土曜に撮影する
チャンネル登録者の目標
- チャンネル登録者10人を達成する
- チャンネル登録者100人を達成する
- チャンネル登録者1,000人を達成する
再生数の目標
- 1本の動画で100回再生される
- チャンネルの総再生回数が1万回を突破する
収益化の目標
- 広告収入(月1,000円)を達成する
- 広告収入(月1万円)を達成する
- 企業案件をもらう
YouTubeの目的や目標に関するよくある質問
数字の目標を決めるのが苦手です。どうすればいい?
最初はざっくりとした目標でも構いません。
「月に3本投稿する」「動画を続けて半年やってみる」といった行動ベースの目標から始めてみてください。
慣れてきたら登録者数や再生数などの数値目標を追加しきましょう。
趣味でやっているので目標はなくてもいいですか?
はい、趣味として楽しむなら目標を持たなくても問題ありません。
まとめ
目的や目標の設定は「チャンネル設計」の1つの要素です。
YouTubeチャンネル設計のやり方もご覧ください。
以上です。