YouTubeの競合調査とは?
競合調査とは、ライバルのチャンネルの動画やコメントなど分析し、自分のチャンネル運営に活かすことです。
例えば
「どんな動画が人気か?」
「どんなタイトルやサムネイルがクリックされているか?」
「投稿頻度は?」
などを調べることで、自分のチャンネルを改善するヒントが見つかります。
YouTubeで競合調査をするべき理由
競合調査は手間がかかりますが必ずやりましょう。理由が3つあります。
伸びる動画を作るため
競合調査をしないと、誰も求めていない動画を作ってしまいがちです。
実際、「自分が作りたい動画」を作っている人は本当に多いです。「何十時間もかけて動画を作ったけど、誰にも見られない...」なんてことがよく起きています。
下記を事前にリサーチすれば、視聴者が求める動画を確実に作れます。
- よく再生されている動画
- 伸びている動画と伸びていない動画の差
- コメント欄(視聴者が抱いている不満や疑問)
ライバルと差別化するため
競合調査は、単にライバルの真似をするためのものではありません。ライバルに勝てる隙間を見つけるために行います。
競合調査をするとライバルの弱点が見えてきます。
- 最新の情報を話していない
- 解説が専門的すぎて、初心者には難しそう
- 情報は良いけれど、編集が地味で飽きやすい
この「ライバルの足りない部分」こそが、あなたのチャンネルの差別化ポイントになります。
自分のチャンネルの改善点が見つかる
競合の動画と比較することで、サムネイルの色使いや文字の見せ方、タイトル、動画の構成など自分には足りない部分を把握できます。
YouTubeの競合調査の手順
競合調査は次の手順で行います。
- 競合のチャンネルを見つける
- 分析する
①競合のチャンネルを見つける
発信したい「ジャンル名」でYouTube検索をします。
例えば、クレジットカードのジャンルで発信するなら「クレジットカード」で検索します。競合の動画がずらっと出てきます。

検索するときはフィルタで「動画」を選びます。これはショート動画を表示させないためです。
フィルタで「チャンネル」を選んで検索するのもありです。

「チャンネル」を選んだ場合、このように競合が表示されます。

競合は5個〜15個程度リストアップしましょう。
「そのジャンルのトップ層」から「自分よりも登録者が多いチャンネル」「自分よりも登録者が少ないチャンネル」まで幅広くリストアップします。Googleスプレッドシートなどにまとめるといいです。
なるべく、ブラウザの「シークレットモード」でYouTube検索をしましょう。自分の視聴履歴に影響されない、客観的な検索結果が表示されます。
登録者1万人〜5万人でかつ、「直近1ヶ月の再生数が伸びている」チャンネルを優先的に参考にしてください。今のアルゴリズムでうまくいっている人を真似るためです。(登録者が数十万人いても、再生数がかなり低い人もいます。こうしたチャンネルはあまり参考になりません)
②分析する
競合のチャンネルを見て、次の項目を分析します。
- コンセプト
- 人気動画
- タイトル
- サムネイル
- コメント欄
- 動画のスタイル
- 動画の構成
- 動画の長さ
- 投稿頻度
- 投稿時間
- 収益化の方法
- ショート動画
- コミュニティ投稿
1つずつ解説します。
コンセプト
「誰に、どんな価値を届けるチャンネルか」を確認します。競合の立ち位置を知ることで、自分がどのポジションで勝負すべきかが見えてきます。
人気動画
再生数の多い動画を参考にして動画を作ると、伸びる可能性が高いです。
タイトル
キーワードやパワーワードをどう入れているかを分析します。
サムネイル
サムネは動画の顔です。色使いや文字の大きさなどをチェックしてください。
コメント欄
コメント欄では視聴者の悩みがたくさん見つかります。「〇〇についてもっと知りたいです」「こういう動画が見たい」という視聴者の声に応える動画を作ります。
動画のスタイル
実写、スライド、Vlog、アニメーションなど、そのジャンルに最適な伝え方を確認します。
動画の構成
オープニングからエンディングまでの流れをチェックします。
動画編集
テロップの文字数、BGM、カットのテンポを確認します。競合の編集レベルを知ることで、自分が最低限クリアすべきクオリティの基準がわかります。
動画の長さ
競合よりも1.5倍以上長い動画を作ると、勝てる可能性が高いです(動画の質を落とさない前提です)。
投稿頻度
週に何本投稿しているかを確認します。無理のない範囲で対抗できるか検討しましょう。
投稿時間
いつ投稿しているかをチェックします。多くの場合、ターゲットがYouTubeを開く時間帯を狙って投稿しています。
概要欄
動画の要約文、公式LINE・SNSへの誘導の仕方を確認します。
タグ・ハッシュタグ
YouTube側に「自分の動画がどのジャンルか」を伝えるための目印です。
収益化の方法
広告収入、アフィリエイト、自社商品の販売など、どこで利益を出しているかを確認します。
再生リスト
どのように動画をまとめているかをチェックします。
ショート動画
どう活用しているかを見ます。長尺動画への誘導が上手いチャンネルは、成長スピードが早いです。
コミュニティ投稿
動画以外で視聴者とどう交流しているかを確認します。
YouTubeの競合調査のコツ
近いジャンルのチャンネルも参考にする
近いジャンルのチャンネルも参考にできます。
例えば、あなたが婚活の発信をするとします。恋愛系のチャンネルを参考にできます。
タロットカード占いの発信をするとします。電話占いや星座占いのチャンネルを参考にできます。
また、競合が多いジャンルほど動画の質が高いです。競争が激しいため、みんな質の高い動画をアップするからです。もし「自分のジャンルはみんな動画の質が低い」と思ったら、競合が多いジャンルの動画を参考にしましょう。競合が多いジャンルとは、具体的には英語、ダイエット、筋トレ、投資などです。
YouTubeで競合調査をするときの注意点
古い動画を参考にしすぎない
YouTubeのアルゴリズムやトレンドは、数ヶ月単位で激しく変化します。
例えば、3年前に100万回再生された動画を今真似しても、今の視聴者には古いと感じられてスルーされる可能性があります。
過去1ヶ月〜6ヶ月以内に投稿され、かつ再生数が伸びている動画を優先的に分析しましょう。
丸パクリをしない
競合の動画を丸パクリするのはNGです。
内容をそのまま真似ると、既存のファンの反感を買うだけでなく、YouTube側から「再利用されたコンテンツ」とみなされ、評価を下げられてしまいます。
「このオープニングは惹きつけられるな」「このサムネの文字の配置は見やすいな」というように参考程度にしてください。
ショート動画で伸びているチャンネルは参考にしない
ショート動画は通常動画(長尺動画)に比べて、チャンネル登録のハードルが非常に低いです。そのため、ショートでバズって登録者が数万人いても、通常動画を出すと数百回しか再生されないというケースが多々あります。
もしあなたが通常動画を投稿する予定なら、ショート動画で伸びているチャンネルは参考にしないようにしてください。
YouTubeの競合調査のツール
YouTubeの競合調査で使えるツールを紹介します。おすすめ順に書いています。
vidIQ
YouTube公認のChrome拡張機能です。これを入れると、普段は見られない「ライバル動画が設定しているタグ」や「1時間あたりの再生数(VPH)」が画面上に表示されます。 特に、動画のSEOスコア(検索の強さ)が数値で見えるため、自分の動画をどう改善すべきかのヒントがすぐに見つかります。
TubeBuddy
先ほど紹介したvidIQの最大のライバルと言える拡張機能です。特に「キーワードの難易度分析」が優秀です。ライバルが強い単語を避け、自分が勝てる穴場のキーワードを教えてくれます。サムネイルのA/Bテスト機能など、改善に特化した機能が豊富です。
Noxinfluencer
チャンネルの推定収益や、登録者の伸びを世界規模のデータと比較できるサイトです。特定の動画がどれくらいの広告価値を持っているかを算出してくれるため、「どの企画が一番儲かりそうか」を予測するのに役立ちます。
Social Blade
気になるチャンネルのURLを入力するだけで、これまでの登録者数や再生数の推移をグラフ化してくれるサイトです。「この時期に急に伸びているのはなぜか?」と分析することで、そのチャンネルがブレイクしたきっかけの動画を特定できます。将来の登録者予測もしてくれるので、目標設定にも役立ちます。
kamui tracker
日本国内のYouTubeデータを集計している最大級の分析ツールです。日本人の視聴者が今どんな動画に反応しているか、どんなキーワードが流行っているかの精度が高いのが特徴です。特に、国内の動画のランキングを知りたいときに力を発揮します。
YTRanking.net
日本国内のチャンネルランキングや、特定のキーワードでどの動画が上位にいるかをチェックできるサイトです。特にタグの抽出やランキング推移が日本語で分かりやすく表示されるのがいいです。
Ubersuggest
もともとはブログ用のツールです。YouTubeのキーワード調査機能が強力です。ライバルがまだ手をつけていない「検索数は多いけれど、ライバルが少ないキーワード」を見つけることができます。企画出しの時間を大幅に短縮できます。
OutlierKit
現在、注目されているAI分析ツールです。そのチャンネルの中で圧倒的に伸びている動画だけを自動で探してくれます。ライバルがたまたまバズらせたお宝ネタを効率よく見つけ出せます。
Googleキーワードプランナー
Google広告の利用者向けツールですが、世の中で「どんな言葉がどれくらい検索されているか」の正確なボリュームを知ることができます。YouTube検索とGoogle検索は連動しているため、ここで需要があることを確認してから動画を作ることで、大外れを防ぐことができます
YouTubeの競合調査のよくある質問
競合が強すぎて勝てる気がしません
競合が強いジャンルでも勝つ方法はあります。
例)
・ジャンルを狭める(「婚活」ではなく「シンママの婚活」に特化する)
・差別化する(ターゲットを変えるなど)
・競合がまだ作っていない動画を作る
ただ、基本的には競合が強いジャンルは選ばないほうがいいです。競合が弱いジャンルを選ぶようにしましょう。
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まとめ
YouTubeで他人の収益額や収益化を確認する方法5選
→広告収入で稼ぐなら、競合の収益額を調べておきましょう。
以上です。