YouTubeで1万回再生の割合
1万回再生を超える動画の割合は、全体のわずか約3.67%というデータがあります。
海外の調査会社(Intotheminds)はある調査で以下の報告をしています。
- 1万回再生に達する動画は、全体の3.67%
- その3.67%の動画が、YouTube全体の総再生回数の93.61%を生み出している。
- YouTubeの動画再生回数の中央値は35回
※中央値:動画を再生回数の順に並べたとき、真ん中にくる数字のこと。
1万回再生の動画は全体の3%ほどしかありません。1万回再生はかなり難しいことが分かります。
もし1万回再生を達成したならすごいです。自信を持ってください。あなたはYouTubeで大きく稼げる見込みがあります。
YouTubeで1万回再生の収入
YouTubeで1万回再生されたときの収入は、およそ1,000円〜3,000円です。
ただし、これはあくまで目安です。 なぜなら、収入は「1再生あたりいくら」と決まっているわけではないからです。 動画に表示される広告の種類や、その広告の単価(RPM)によって決まります。
この広告単価は動画のジャンルや視聴者層によって大きく変わります。
例えば、金融、不動産、ビジネスの動画は広告単価が高いです。一方で、エンタメ系や日常のVlogなどは単価が低いです。
また、動画の長さも重要です。8分以上の動画は途中に広告(ミッドロール広告)を入れられるため、収入が上がりやすくなります。
したがって、「1万回再生=いくら」という明確な答えはありません。 同じ1万回再生でも、ジャンルや動画の作り方によって収入が500円程度の場合もあれば、5,000円以上になることもあります。
YouTubeで1万回再生の収入【ジャンル別】
1万回再生されたときの収入の目安について、ジャンル別にまとめました。
高単価ジャンル
1万回再生の収入の目安:約5,000円〜20,000円
高額な商品に関するジャンルです。
- 金融、投資(株、FX、NISA、仮想通貨など)
- 不動産(物件紹介、不動産投資、ローン)
- ビジネス(稼ぐ系、マーケティング、転職)
- 美容(脱毛、美容医療、AGA)
証券口座の開設や高額な商材、不動産購入など、広告の成約単価がかなり高いため、広告費も高くなります。
中単価ジャンル
1万回再生の収入の目安:約2,000円〜8,000円
関連する商品が多く、視聴者の購買意欲も高いジャンルです。
- ガジェット紹介(PC、スマホ、カメラ)
- 車(レビュー、メンテナンス)
- 学習・教育(プログラミング、英会話、資格)
- フィットネス(ジム、ダイエット)
数万円〜数十万円の商品が広告として多く、視聴者も情報を求めて見ているため、広告単価が高めです。
低単価ジャンル
1万回再生の収入の目安:約500円〜2,000円
視聴者層がかなり広いですが、広告単価は安価な一般消費財などが中心となるジャンルです。単価は低いです。
- エンタメ(Vlog、日常、やってみた系)
- ゲーム実況(トレンドのゲーム)
- 料理(日常のレシピ)
- ペット(かわいい動物の動画)
- コメディ
YouTubeで1万回再生を最短で達成する方法
検索キーワードから動画を作る
視聴者がYouTubeで検索しているキーワード(YouTubeサジェスト)を狙って、動画を作りましょう。
例えば「YouTube 1万回再生」と検索する人は、その難易度や収入、コツを知りたがっています。 その答えを動画にすることで、見てもらえる可能性が一気に上がります。
視聴維持率
YouTubeのアルゴリズムは「視聴者が長く見てくれる動画=良い動画」と判断します。 この指標を視聴維持率と呼びます。
視聴維持率が高いと、他の人気動画の関連動画に表示されやすくなるし、おすすめに載りやすくなります。
動画の視聴維持率を高めましょう。
YouTubeで1万回再生を達成した後にやること
収益化を目指す
1万回再生を達成しても、すぐに収益化できるわけではありません。 YouTubeの収益化には2つの条件があります。
- チャンネル登録者数 1,000人
- 過去1年間の総再生時間 4,000時間
1万回再生は「総再生時間」の達成には貢献します。 しかし、同時に「登録者1000人」もクリアしなければなりません。
動画を分析する
YouTube Studioを見て、1万再生の動画がなぜ伸びたのかを分析しましょう。
「どのキーワードから来たか?」「サムネイルのクリック率は?」「視聴維持率は何%か?」とか。 勝ちパターンを理解し、次の動画に活かすことが重要です。
目標設定
1万回再生が1本出たら、次は2本目の1万回再生を目指しましょう。
まとめ
YouTubeの再生回数別の収益の目安【100再生から1億再生まで】
以上です。