 
		YouTubeの有料プロモーションラベルとは?
有料プロモーションラベルとは、動画の中に「広告」「スポンサー」「商品提供」などの要素が含まれていることを視聴者に伝えるための機能です。
ラベルを設定すると、動画の冒頭に「プロモーションを含みます」という通知が10秒間表示されます。

このラベルは、視聴者に対して透明性を保つ目的でYouTubeが提供している機能です。企業案件やアフィリエイトを含む動画には必ず使用しないといけません。
下記は国内最大手のASPのA8の文章です。
「アフィリエイト動画を投稿する場合は、『有料プロモーション設定』をお願いいたします。」と書かれています。

有料プロモーションラベルが必要なケース5つ
以下の場合、ラベルをつける必要があります。
企業から報酬をもらって動画を作成している
企業からお金を受け取り、商品やサービスの紹介動画を投稿する場合、ラベルの設定が必要です。
無償でも商品の提供を受けて紹介している場合
たとえ金銭的な報酬が発生していなくても、製品の無償提供や体験サービスを受けて紹介している動画も、プロモーションとみなされる可能性があります。
スポンサー付きの企画の告知をしている場合
スポンサーが企画に関与していたり、イベントやキャンペーンの告知をしている場合もラベルが必要です。
アフィリエイトをする場合
動画の概要欄にアフィリエイトリンクを掲載しており、クリックや購入によって報酬が発生する場合もプロモーションとして扱われます。
友人や知人の商品を紹介し、見返りがある場合
報酬や提供がなかったとしても、何らかの見返りを受ける場合はラベルの対象となります。たとえば将来の依頼や宣伝協力が暗黙である場合も該当する可能性があります。
【補足】プロモーションラベルが不要なケース
以下の場合、プロモーションラベルは不要です。
・報酬や商品提供を受けていない場合。
・紹介する商品やサービスが自己購入によるものである場合
※状況によっては「視聴者が誤解する可能性」があれば、ラベルの設定が推奨されます。
YouTubeの有料プロモーションラベルの付け方【パソコン】
PCで有料プロモーションラベルを付ける方法を説明します。
①YouTube Studioにアクセス
YouTubeにログインし、右上のプロフィールアイコンから「YouTube Studio」を選ぶ。
②「コンテンツ」メニューを開く
左側のメニューから「コンテンツ」をクリックして、動画一覧を表示する。

③動画の編集画面に進む
プロモーションラベルを付けたい動画の右にある「詳細(鉛筆マーク)」をクリックして編集画面へ進む。

④有料プロモーションの項目を見つける
「すべてを表示」をクリックする。

「有料プロモーション」という項目の中に、「私の動画には、プロダクト プレースメント、スポンサーシップ、おすすめ情報などの有料プロモーションが含まれています」のチェックボックスがある。チェックを入れる。

⑤保存する
「保存」ボタンをクリック。これで設定は完了。
YouTubeの有料プロモーションラベルのよくある質問
ラベルを付けないとどうなる?
ラベルの未設定はYouTubeのポリシー違反とみなされる可能性があります。動画の広告制限、収益化の停止、最悪の場合チャンネルの削除といったペナルティを受けることもあります。
また、日本の景品表示法やステルスマーケティング規制にも違反する可能性があります。
後から動画にラベルを付けられる?
はい、可能です。
ラベルを付けたら広告の収益に影響する?
ラベルを付けたことで再生回数や広告収益が減少することはないかと思います。
むしろ、正直な情報開示は視聴者の信頼を高め、長期的にはチャンネル運営にプラスの影響を与えるはずです。
再生リストに含まれる動画すべてにラベルを付ける必要がありますか?
はい、それぞれの動画に有料プロモーションが含まれている場合は、個別にラベルを設定する必要があります。
一括設定機能はありません。手間がかかりますが、手動で設定が必要です。
ライブ配信にもラベルは必要ですか?
ライブ配信中に企業案件やスポンサー紹介が含まれる場合は、配信前またはアーカイブ時にラベルを設定することが推奨されます。
同じ企業との複数案件でも毎回ラベルは必要ですか?
はい、動画ごとに案件の有無を確認し、それぞれにラベルを設定する必要があります。過去に設定していても、新しい動画には再設定が必要です。
案件の紹介が軽いコメント程度でもラベルは必要ですか?
紹介の程度に関係なく、企業からの提供や報酬があればラベルの対象です。軽い紹介であっても視聴者の誤解を防ぐために設定しましょう。
企業側から「ラベルはつけないで」と言われたら?
それでもラベルをつけましょう。YouTubeのポリシーと法律を優先すべきです。
まとめ
以上です。