YouTubeの収益化の審査に落ちる原因
収益化の審査に落ちる原因は4つあります。
再利用されたコンテンツ
「再利用されたコンテンツ」とは、「他人のコンテンツをそのまま利用したコンテンツ」のことです。
例えば、以下が当てはまります。
・テレビ番組やアニメのシーンをそのまま使う
・他のYouTuberの動画を無許可で切り抜く(いわゆる切り抜き動画)
・スポーツの試合の映像をそのまま流す
・ネットで拾った動画をまとめただけのもの
再利用されたコンテンツだとみなされると審査に通過できません。
繰り返しの多いコンテンツ
「繰り返しの多いコンテンツ」とは、「チャンネル内で中身がほぼ同じ動画が多いこと」です。
例を挙げます。
・ウェブサイトの記事を、AIの音声に読ませただけ
・音楽が違うだけで、映像は同じものの使い回し
・背景の写真だけを変えたスライドショー
・内容がほとんど変わらない、テンプレート的な動画
YouTubeは、視聴者に独自性(オリジナリティ)のある動画を求めています。 1本1本の動画に工夫を凝らす必要があります。 視聴者が見て「どの動画も同じだな。似たりよったりだ。」と感じるチャンネルは、審査に落ちやすいです。
著作権の侵害
著作権の侵害とは、許可なく他人の音楽や映像を使うことです。
例を挙げます。
・テレビ、映画、ドラマのシーンを許可なく使う
・有名なアーティストの曲をBGMにする
・市販のCDの音楽をそのまま使う
これらを行うとYouTubeのシステムが自動で見つけ、「著作権侵害の警告」というペナルティを与えます。この警告が残っている状態だと、収益化の審査に通りません。 使う音楽は、YouTubeオーディオライブラリか、著作権フリーの曲だけにしましょう。
コミュニティガイドラインの違反
コミュニティガイドラインに違反していると審査に落ちます。
コミュニティガイドラインとはYouTubeのコミュニティを維持するためのルールです。
よくある違反の例を挙げます。
・嫌がらせや悪口
→特定の誰かを名指しして「この人はバカだ」「ブサイクだ」などと攻撃する内容。 ネット上の個人を攻撃することも含まれます。
・危険な行為
→真似するとケガをしたり、法律に違反したりするような内容。「体に悪いと分かっている飲み物を一気飲みする」「車で危ない運転をする」など。
・誤った情報
→ 「このサプリだけでガンが治る」「この方法で誰でも月100万円稼げる」というようにウソをつくこと。科学的根拠のない情報や、人をだますような内容は厳しくチェックされます。
・アダルトな内容
→必要以上に肌を露出したり、性的な言葉を連発したりする内容は、ガイドライン違反になります。
YouTubeのコミュニティガイドラインを分かりやすく解説する
YouTubeの収益化審査に落ちたときの対処法
審査に落ちたときの対処法をお伝えします。
ステップ1:落ちた理由を理解する
まず、YouTubeから来た通知メールを見ます。 「再利用されたコンテンツ」など、落ちた理由が書かれています。 落ちた理由を把握しましょう。
ステップ2:問題のある動画を削除する
チャンネルの動画を全部見直します。
「これはルール違反かも」「これはオリジナル要素が少ないかも」
そう思う怪しい動画は削除しましょう。特に、一番再生されている動画や最近の動画は、審査員がよく見ています。 厳しくチェックしてください。
はい、ダメです。 YouTubeの審査は、チャンネル全体(非公開動画も含む)が対象になると言われています。 中途半端に残すと、それが原因でまた落ちる可能性があります。 「今まで積み上げた再生回数がもったいない」と思うかもしれません。しかし、その動画を残したせいで収益化ができない方がよっぽどもったいないです。
ステップ3:再申請をする
審査に落ちると、通常30日間は再申請できません。 でも、この30日間、何もしないのはもったいないです。 この期間に「ルールをしっかり守った、オリジナルの動画」を作って投稿を続けましょう。 「ちゃんと改善しましたよ」というアピールになります。 そして30日経ったら再申請しましょう。
YouTubeの収益化の審査に落ちる確率
審査に落ちる確率は、公式には発表されていません。 「何%の人が落ちる」という正確な数字は、YouTubeもGoogleも公開していません。
落ちる確率は気にしなくてOKです。審査に落ちるかどうかは確率の問題ではありません。 YouTubeが決めたルールを守っていれば合格します。 ルールを守っていなければ不合格になります。
YouTubeの収益化審査はAIで行われる?
収益化審査は、AIと人間の両方で行われます。
まず、AIがあなたのチャンネルを自動でチェックします。 ここで確認されるのは、主に数字の部分です。 例えば、チャンネル登録者数が1,000人いるか。 総再生時間が4,000時間を超えているか。 こうした基準をクリアしているか、AIが確認します。
AIのチェックを通過すると、次に人間が審査をします。人間の審査員は、チャンネルの中身を詳しく見ます。 チャンネル全体のテーマ、一番見られている動画はどんな内容か、最近アップした動画はどうか、動画のタイトルや説明文、サムネイルは問題ないか、など。
なぜ人間も審査をするのか? それは、YouTubeのルールを守っているか、AIだけでは判断が難しいからです。 例えば、他人の動画をコピーしただけではないか、 視聴者にとって価値のある内容か。 こうした点を人間の目で判断しています。
YouTubeの収益化の審査にかかる時間
収益化の審査にかかる時間ですが、YouTubeは「通常は1ヶ月程度かかる」と言っています。
しかし、実際に申請した人たちの話を聞くともっと早いことが多いです。
- 申請したその日のうち(数時間後)
- 2日~3日
- 1週間以内
これくらいの期間で合格のメールが来ることがあります。
遅い人もいます。
- 2週間~3週間
- 1ヶ月を過ぎても連絡が来ない
- 数ヶ月かかった
ということもあります。
なぜこんなに差があるのか。 それは、YouTubeの審査はAIだけでなく、人間も行っているからです。
あなたのチャンネルが、ルール違反をしていないか、人間が動画を見てチェックしています。 そのため、申請が混み合っている時期は審査が遅くなります。
また、チャンネルの内容によっても、審査に時間がかかると言われています。(例えば、コミュニティガイドラインに違反すれすれの動画が何本もあるとか)
まとめ
以上です。