 
		YouTubeの競合調査とは?
競合調査とは、ライバルのチャンネルの動画や視聴者の反応など分析し、自分のチャンネル運営に活かすことです。
例えば
「どんな動画が人気か?」
「どんなタイトルやサムネイルがクリックされているか?」
「投稿頻度は?」
などを調べることで、自分のチャンネルを改善するヒントが見つかります。
YouTubeで競合調査を必ずするべき理由
競合調査は手間がかかりますが必ずやりましょう。理由が2つあります。
動画のネタ切れがなくなる
競合のチャンネルを分析することで動画ネタのアイデアがどんどん出てきます。
例えば、こんな感じ。
・競合の人気動画を参考にして動画を作る。
・競合のコメント欄を分析する。「〇〇についてもっと知りたいです」「こういう動画が見たい」という視聴者の声に応える動画を作る。
・複数の競合が共通して扱っている動画ネタはは、それだけ需要が高いということです。自分も同じ動画ネタで動画を作りましょう。
自分のチャンネルの改善点が見つかる
競合の動画と比較することで、サムネイルの色使いや文字の見せ方、タイトル、動画の構成ど自分には足りない部分を把握できます。
YouTubeの競合調査の手順
競合調査は次の手順で行います。
- 競合のチャンネルを見つける
- 分析する
- 自分のチャンネルに活かす
①競合のチャンネルを見つける
自分の発信したい「ジャンル名」でYouTube検索をしましょう。
例えば、クレジットカードのジャンルで発信するなら「クレジットカード」で検索します。競合の動画がずらっと出てきます。

検索するときはフィルタで「動画」を選びます。これはショート動画を非表示にするために行います。
フィルタで「チャンネル」を選んで検索するのもありです。

「チャンネル」を選んだ場合、このように競合が表示されます。

競合は5個〜15個程度リストアップしましょう。「そのジャンルのトップ層」から「自分よりも登録者が多いチャンネル」「自分よりも登録者が少ないチャンネル」まで幅広くリストアップします。GoogleスプレッドシートやExcelなどに、チャンネルごとにまとめていくといいです。
なるべく、ブラウザの「シークレットモード」でYouTube検索をするようにしましょう。自分の視聴履歴に影響されない、客観的な検索結果が表示されます。
分析する
競合のチャンネルを見て、次の項目を分析します。
- チャンネルのコンセプト:「誰に」「何を」伝えているチャンネルか。
- 人気動画: 「動画」タブを「人気」順に並べ替え、再生回数トップ10を分析。
- タイトル
- サムネイル(文字、デザイン)
- コメント欄
- 動画のスタイル(実写、スライド)
- 動画の構成
- 動画の長さ
- 投稿頻度
- 話す速さ
- 収益化の方法(広告収入、アフィリエイトなど)
さらに競合が公式LINEやメルマガのリンクを設置しているなら登録してみてください。
YouTubeの競合調査のコツ
近いジャンルのチャンネルも参考にする
近いジャンルのチャンネルも参考にできます。
例えば、あなたが婚活の発信をするとします。恋愛系のチャンネルを参考にできます。
タロットカード占いの発信をするとします。電話占いや星座占いのチャンネルを参考にできます。
また、競合が多いジャンルほど動画の質が高いです。競争が激しいため、みんな質の高い動画をアップします。もし「自分のジャンルはみんな動画の質が低い」と思ったら、競合が多いジャンルの動画を参考にしましょう。競合が多いジャンルとは、具体的には英語、ダイエット、筋トレ、投資などです。
YouTubeで競合調査をするときの注意点
ショート動画を投稿しているチャンネルには注意してください。通常動画ではなくショート動画によって登録者が増えているかもしれないからです。「ショート動画で伸びているのか?通常動画で伸びているのか?」と考えるようにしましょう。
YouTubeの競合調査のツール
YouTubeの競合調査で使えるツールを紹介します。
vidIQ
YouTube公式パートナーの分析ツール。競合動画のタグ、SEOスコア、再生回数の推移、視聴維持率の目安などを視覚的に確認できる。Chrome拡張機能で簡単に使える。
TubeBuddy
YouTubeチャンネルの管理・分析ができる多機能ツール。競合のキーワード分析、サムネイルA/Bテスト、タグ提案、タイトル最適化など、動画改善に役立つ機能が充実。日本語にも対応。
Noxinfluencer
YouTubeのチャンネル統計や動画分析に特化したWebサービス。競合チャンネルの登録者数・視聴回数・エンゲージメント率などをグラフ付きでチェックできる。広告単価の目安もわかる。
Social Blade
YouTubeをはじめ、TikTokやInstagramなど複数SNSの成長データを可視化できる無料ツール。競合の登録者数推移、月間収益予測、動画投稿数の変化などを確認可能。
YTRanking.net
日本のYouTubeチャンネルをジャンル別・登録者数別にランキング表示するサイト。競合や人気チャンネルの発掘に役立ち、成長中の中小チャンネルも見つけやすい。
キーワードプランナー(Google広告)
YouTube内のキーワード需要を調べたいときに使えるGoogleの公式ツール。動画タイトルやタグに使うSEOキーワードの検索ボリュームや競合性がわかる。
Ubersuggest
SEO全般の分析ツールで、YouTubeでも使えるキーワードの検索数、関連語、競合性などをチェック可能。無料でも一部機能が利用できる。
MozBar
YouTube動画のリンク先や関連サイトのドメイン強度など、外部SEO視点からの競合力を測るChrome拡張ツール。より広いマーケティング視点から分析したい人に向いている。
YouTubeの競合調査のよくある質問
競合が強すぎて勝てる気がしません
競合が強いジャンルでも勝つ方法はあります。
例えば、
・ジャンルを狭める(「婚活」ではなく「シンママの婚活」に特化する)
・差別化する(ターゲットを変えるなど)
・競合がまだ作っていない動画を作る
ただ、基本的には競合が強いジャンルは選ばないほうがいいです。競合が弱いジャンルを選ぶようにしましょう。
競合調査シートをプレゼントします
私は「YouTubeマネタイズ」のチャンネルを運用しています。
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まとめ
以上です。