YouTubeの動画を削除するメリット
チャンネルの評価が上がる
視聴維持率が低い動画やクリック率が悪い動画は、チャンネル全体の足を引っ張ります。こうした質の低い動画を消すと、YouTubeはチャンネルを高く評価するようになります。動画がおすすめや関連動画に表示されやすくなります。
チャンネルの専門性が高まる
YouTubeのAIは、チャンネル全体の専門性をチェックしています。
例えば、キャンプ専門チャンネルの中に、猫やゲーム実況の動画が数本混ざっているとします。 これだとAIは「このチャンネルは何の専門家なのか?」と迷ってしまい、適切な視聴者に動画をおすすめできなくなります。
チャンネルのテーマと無関係な動画を削除することで、チャンネルの方向性が明確になり、AIからの評価が高まります。
将来的なリスクを回避できる
著作権ギリギリの動画や、規約変更によってグレーゾーンになった動画を早めに削除することで、アカウント停止になるのを未然に防ぐことができます。
YouTubeの動画を削除するデメリット
動画の復元はできない
一度削除した動画は、YouTubeのサーバーから完全に消去されます。動画のURLを知っていても二度と再生できません。
総再生時間が減る
収益化の条件である「直近12ヶ月の総再生時間4,000時間」から、削除した動画分の時間がマイナスされます。 「あと少しで収益化!」というタイミングで過去の動画を大量に消すと、目標達成が遠のいてしまいます。
積み上げた高評価やコメントが消える
動画についたコメントや高評価もすべて消えます。
また、ブログやSNSにその動画を埋め込んでいた場合、「動画は削除されました」と表示され、再生できなくなります。
アナリティクスのデータが見られなくなる
YouTubeアナリティクスを見ると「どの動画から登録者が増えたのか」「どこで離脱されたのか」といったデータが分かります。しかし、動画削除とともに確認できなくなります。
YouTubeの動画を削除する方法
削除の手順をお伝えします。
スマホ(iPhone)
以下は、スマホのYouTube Studioアプリで削除するときの手順です。通常のYouTubeアプリからでも操作できます。
- 「YouTube Studio」アプリを開く。
- 下のメニューから「コンテンツ」をタップ。
- 削除したい動画の右にある「︙(縦の三点リーダー)」をタップ。
- メニューの中から「削除」を選択。
- 「動画を削除しますか?」と聞かれるので「YouTubeから削除」をタップ。
パソコン
- YouTube Studioにログインする。
- 左メニューの「コンテンツ」をクリック。
- 削除したい動画にカーソルを合わせる。
- 「︙(オプション)」をクリックし、「完全に削除」を選択。
- 「動画が完全に削除され、復元できないことを理解しました」にチェックを入れる。
- 「完全に削除」をクリック。
YouTubeの動画を一括で削除する方法
PC版のYouTube Studioを使えば、複数の動画をまとめて削除できます。
手順は以下の通りです。
- PCで「YouTube Studio」を開く。
- 左メニューの「コンテンツ」をクリック。
- 削除したい動画の左側にあるチェックボックスにチェックを入れる(一番上のチェックボックスを押せば、ページ内の動画を全選択できます)。
- 上に出てくる黒いバーにある「その他の操作」をクリック。
- 「完全に削除」を選択。
- 注意書きに同意のチェックを入れ、「完全に削除」をクリック。
なお、スマホアプリだと一括削除ができません。スマホの方は、ブラウザ(SafariやChrome)でYouTube Studioを開いて操作してください。
YouTubeの動画を削除できない原因
動画を削除しようとしても、削除ボタンがなかったり、エラーが出ることがあります。考えられる原因が3つあります。
通信環境やブラウザの不具合
ネット回線が不安定だったり、ブラウザのキャッシュが邪魔をしていたりするケースです。 ページをリロードするか、別のブラウザ・端末で試すと解決することが多いです。
動画が処理中
動画をアップロードしている最中や、YouTube側で処理を行っている最中は、削除操作ができないことがあります。 処理が完了するのを待つか、アップロード自体をキャンセルしましょう。
動画を削除する権限がない
企業やチームでチャンネルを運営している場合、ログインしているアカウントが「編集者」や「閲覧者」だと、動画を削除できない設定になっていることがあります。「管理者」または「オーナー」権限のアカウントでログインし直してください。
YouTubeの動画を削除したときのペナルティ
「動画を消すと、YouTubeからペナルティを受けておすすめに載らなくなるのでは?」 と心配する人がいますが、これは誤解です。
基本的に削除自体にペナルティはない
単に動画を削除しただけで、チャンネルの評価が下がることはありません。 むしろ、質の悪い動画を整理することは推奨される行為です。
ペナルティになる可能性があるケース
ただし、以下の行為はAIにスパム(迷惑行為)と判定されるリスクがあります。
- 削除と再アップロードを短期間に繰り返す。
→同じ動画を何度も「投稿→削除→投稿」と繰り返すと、システムを騙そうとしていると見なされる可能性があります。 - 大量の動画を一度に消しすぎる。
→チャンネルの総再生数が急激に減るため、一時的にチャンネルパワーが落ちたように感じることはあります。
YouTubeで削除したほうがいい動画
削除したほうがいい動画をお伝えします。
ガイドライン違反、またはその疑いがある動画
明らかにルール違反をしている動画はもちろん、自分でも「ちょっと過激すぎるかな?」「誤解を招くかも」と不安に感じる動画は削除しましょう。
YouTubeのAIや視聴者に通報されると、動画削除だけでなく、チャンネルが凍結する恐れがあります。 特に「攻撃的な内容」「差別的」「性的な内容」を含む動画は、リスク管理として削除しましょう。
スパム判定されかねない釣り動画
タイトルやサムネイルが動画の内容と違う、いわゆる釣り動画も削除したほうがいいです。
また、説明欄に無関係なタグを大量に詰め込んでいる動画も危険です。
これらは「検索システムをだまそうとする行為」とAIに判断されてしまいます。
シャドウバンの原因となっている動画
もし今、あなたのチャンネルの再生回数が急激に落ちているなら、シャドウバンにかかっている可能性があります。 その場合、原因となっている動画を特定し、削除することで解除されるケースがあります。
動画削除ではなく、非公開や限定公開にするのもあり
「表には出したくないけど、データや思い出は残したい」。
そんな時は削除ではなく、非公開か限定公開にしましょう。
非公開
非公開とは、自分と、自分が指定したGoogleアカウントを持つ人だけが見られる機能です。YouTube検索に動画が表示されなくなるし、チャンネルページからも消えます。 完全にプライベートな状態です。データ自体はYouTube上に残るので、後で「やっぱり公開したい」と思った時に戻せます。
YouTubeの非公開とは?設定・共有・メリット・デメリット
限定公開
限定公開は、リンクを知っている人だけが見られる機能です。「一般公開はしたくないけど、身内には見せたい」という場合に便利です。
YouTubeの動画削除に関するよくある質問
動画を削除して、そのまま再アップロードしていいですか?
おすすめしません。 全く同じ動画を再アップロードしても、YouTube側には重複コンテンツとみなされる可能性があります。 再投稿するなら、タイトルやサムネイルを変える、冒頭を編集し直すなど、何かしらの変更を加えて新しい動画として出すことを強く推奨します。
まとめ
以上です。