YouTubeで権限付与とは?
権限付与とは、自分のチャンネルの管理権限を他のユーザーに分け与える機能のことです。通常、YouTubeを管理するにはGoogleアカウントのメールアドレスとパスワードが必要です。権限付与機能を使えば、相手は「自分のアカウント」を使ってあなたのチャンネルを操作できます。
YouTubeの権限の種類
YouTubeStudioで設定できる権限(役割)は6種類あります。
管理者
ほぼ全ての操作が可能です。他のユーザーの招待や削除、チャンネル情報の編集、動画のアップロードや削除ができます。ただし、YouTubeチャンネル自体の削除はできません。信頼できるパートナー向けの権限です。
編集者
動画のアップロード、編集、公開設定が可能です。また、YouTubeStudio内の各種設定も変更できます。ユーザーの追加・削除やチャンネルの削除はできません。制作のメイン担当者に適しています。
編集者(制限付き)
編集者と同じ操作ができますが、収益データ(推定収益など)を閲覧できません。外部の編集会社やフリーランスに依頼する際に最もよく使われる権限です。
字幕編集者
字幕の追加、編集、削除のみが可能です。動画本体の設定変更や、他の動画データの閲覧はできません。翻訳作業のみを依頼する場合に便利です。
閲覧者
チャンネルの全ての情報を確認できます。データの分析や設定の確認ができますが、編集やアップロードは一切できません。コンサルタントや分析アドバイザーに適しています。
閲覧者(制限付き)
閲覧者と同じ権限ですが、収益データのみ閲覧できません。社内で情報を共有したいが、売上情報は伏せておきたい場合に有効です。
YouTubeで権限付与をするメリット
業務を分担できる
動画編集者、分析する人、投稿する人など、役割ごとに権限を渡せます。オーナー1人で全ての作業を行う必要がなくなります。また、複数のスタッフが同時に作業を進められるため、動画の投稿頻度が上がります。
セキュリティを高められる
YouTubeのパスワードを教えると、GmailやGoogleフォトなどの個人情報まで見られてしまいます。権限付与なら、相手は自分のYouTubeアカウントでログインしてチャンネルにアクセスできます。万が一トラブルが起きても、個別に権限を削除するだけで対応可能です。
トラブルを未然に防げる
「編集はしてほしいけれど、動画の削除や収益の閲覧はさせたくない」といった細かな要望に応えられます。役割に合わせた適切なアクセスレベルを設定することで、操作ミスによる動画削除や情報漏洩のリスクを最小限に抑えられます。
YouTubeの権限付与のやり方
PC
パソコンから設定を行うのが最も簡単です。
- YouTubeStudioにログインします。
- 画面左下にある「設定」アイコン(歯車のマーク)をクリックしてください。
- ポップアップ画面が表示されたら「権限」を選択します。
- 画面右上の「招待」をクリックします。
- 相手のメールアドレスを入力し、付与したい役割を選んでください。
- 「保存」をクリックして設定を確定させます。
相手に招待メールが届くので、承認してもらえば完了です。
スマホ
スマホのYouTubeStudioアプリでは細かい権限設定ができない場合があります。
そのためブラウザを使いましょう。
- スマホのブラウザ(GoogleChromeなど)でYouTubeStudioを開きます。
- ブラウザのメニューから「PC版サイト」を選択してください。
- PC版と同じ画面が表示されたら左下の「設定」を押します。
- 「権限」から「招待」を選び、メールアドレスと役割を入力します。
- 「保存」を押して招待メールを送信してください。
YouTubeで権限付与をするときの注意点
Googleアカウントが必須
権限を受け取る側もGoogleアカウントを持っている必要があります。持っていない場合は事前に作成してもらいましょう。
2段階認証の有効化
オーナー(所有者)のアカウントで2段階認証が設定されていないと、権限の変更ができない場合があります。セキュリティ向上のためにも設定しておきましょう。
権限を定期的に見直す
プロジェクトが終了した外部スタッフや、退職した従業員の権限はすぐに削除してください。「権限」の画面からいつでもアクセス権の削除が可能です。放置していると情報漏洩につながります。
YouTubeの権限付与のよくある質問
権限を付与できる人数に制限はありますか?
明確な上限は公表されていませんが、一般的なチャンネル運営で困ることはありません。数十人規模のチームでも運用可能です。
招待した相手に自分の個人名はバレますか?
はい、招待メールには「〇〇(YouTubeのアカウント名)さんがあなたを招待しました」と表示されます。ビジネス用の別アカウントを用意するのも一つの手です。
ブランドアカウントへの移行は必要ですか?
個人アカウント(デフォルトアカウント)でも権限管理機能が使えます。
「アクセス権がありません」と表示されます。
相手が招待メール内の「承諾」ボタンを押していない可能性があります。また、ログインしているGoogleアカウントが招待されたアドレスと一致しているか確認してもらってください。
権限を付与したのに動画がアップロードできません。
役割が「編集者」以上になっているか確認してください。「閲覧者」や「字幕編集者」ではアップロードできません。
まとめ
以上です。