YouTubeのポッドキャストとは?
ポッドキャスト(Podcast)とは、チャンネル運営者が作成した再生リストをポッドキャストとして設定し、YouTube Musicで配信できるようにする機能のことです。
再生リストをポッドキャストとして設定すると、YouTubeだけでなく「YouTube Music」のアプリでも配信されます。露出する場所が増えます。

中田敦彦さんのYouTubeチャンネル

YouTube Musicの画面
いつから始まった?
ポッドキャスト機能は2023年3月頃に実装が始まりました。
日本では2023年10月18日からYouTube Musicアプリで利用できるようになりました。
2024年6月に、Googleが提供していた「Google Podcasts」というアプリが終了し、機能がすべてYouTube Musicに統合されました。
ポッドキャストは、まだ始まってから2年しか経っていない新しい機能です。 古参のライバルがひしめく通常の動画市場と違って、ポッドキャスト市場はまだガラ空きに近い状態です。今から参入しても十分に先行者利益を狙えます。
YouTubeのポッドキャストのメリット
チャンネル運営者がポッドキャストを始めるメリットをお伝えします。
YouTube Musicからの流入を見込める
YouTube Musicは、SpotifyやApple Musicと並ぶ巨大な音楽プラットフォームです。
ここであなたの音声が再生されると、その再生回数はYouTube本体の動画再生回数に加算されます。
普段、YouTube動画を見ない層にあなたの音声が届くようになります。
バックグラウンド再生がされやすい
YouTube Musicアプリで再生される場合、バックグラウンドで再生されることが多いです。これは長尺動画にとって有利です。 30分〜1時間の対談や解説動画は、画面をずっと見てもらうのはハードルが高いですが、聞き流しなら最後まで聞いてもらえる確率がグンと上がります。
Google検索に動画が表示されやすくなる
Google検索で何かを調べた時、検索結果の上の方に「ポッドキャストの再生ボタン」が並んでいるのを見たことはありませんか?YouTubeでポッドキャスト設定をしておくと、YouTubeだけでなく、Google検索の結果にもあなたの動画が表示されやすくなります。
専用のアナリティクスを使える
YouTube Studioで、ポッドキャスト専用の分析データが見られるようになります。 「YouTube Music経由でどれくらい再生されたか」「視聴者がどこで離脱したか」などが分かります。
YouTubeのポッドキャストのデメリット
映像がメインの動画には向いてない
「画面を見ないと分からない動画」をポッドキャストにしてしまうと、YouTube Music(音声中心のユーザー)での視聴維持率が極端に下がります。 結果として、チャンネル全体の評価を下がる可能性があります。
YouTubeのポッドキャストの始め方
ポッドキャストの設定方法を説明します。
やり方が2つあります。
- 既存のプレイリストをポッドキャストに変換する
- 新しくポッドキャストを作成する
既存の再生リストをポッドキャストにする
すでに動画を投稿している方は、こちらのやり方のほうが楽です。
設定手順は以下の通り。
- YouTube Studioを開く。
- 左メニューの「コンテンツ」をクリック。
- 上部のタブから「再生リスト」を選択。
- ポッドキャストにしたいプレイリストの右側にある「︙(メニュー)」をクリック。
- 「ポッドキャストとして設定」を選択。
- タイトル、説明文、正方形のサムネイル(1280×1280推奨)を設定して完了。そのプレイリストに入っている動画がすべて「ポッドキャスト」として扱われます。


新しくポッドキャストを作成する
設定手順は以下の通りです。
- YouTube Studioを開く。
- 右上の「作成」ボタンをクリック。
- 「新しいポッドキャスト」を選択。
- 「新しいポッドキャストを作成」を選び、タイトルやサムネイルを入力。
- あとはこのポッドキャストの中に、動画をアップロードしていきます。
【補足】サムネイルのサイズ
通常のYouTubeサムネイルは「16:9」ですが、ポッドキャストの設定では「1:1(正方形)」の画像が必須になります。既存のサムネイルをトリミングするか、新しく正方形の画像を作りましょう。
【補足】動画ファイルをアップロードする
ポッドキャストでは、動画ファイル(MP4など)のアップロードが必須です。音声ファイル(MP3など)しかない場合は、静止画などを合成して動画に変換する必要があります。
YouTubeのポッドキャストは収益化ができる
ポッドキャストで収益化が可能です。通常の動画と全く同じ仕組みです。 チャンネル登録者数や総再生時間の条件を満たしていれば、ポッドキャストの動画でも広告収益を得ることができます。
YouTubeのポッドキャストと再生リストの違い
ポッドキャストと再生リストの違いを表にしました。
| 再生リスト | ポッドキャスト | |
| YouTube Musicでの表示 | × されない | ○ される |
| 専用バッジの表示 | × なし | ○ あり |
| 専用アナリティクス | × なし | ○ あり |
| オフライン保存 | △ Premiumのみ | ○ 無料でも可 |
YouTubeのポッドキャストで伸びる動画・伸びない動画
ポッドキャストに向いている動画と、向いていない動画があります。
伸びる動画
- トーク中心の動画(対談、雑談、Q&A)
- 教育・解説系(歴史、ビジネス、ニュース解説)
- 長尺のコンテンツ(30分以上の動画)
こうした「画面を見なくても内容がわかる動画」は聞き流しができるので、ポッドキャスト向きです。
伸びない動画
- 視覚情報がメインの動画(メイク、料理の手元、Vlog)
- テロップがないと理解できない動画
- ショート動画のような短尺すぎる動画
これらをポッドキャストに設定しても、YouTube Musicのユーザーからは「何が起きているか分からない」ため、すぐにスキップされてしまいます。
YouTubeのポッドキャストの注意点
著作権のある楽曲に注意
YouTube Musicに配信されるため、通常のYouTube以上に音楽の著作権チェックが厳しくなる可能性があります。 BGMなどは、YouTubeオーディオライブラリなど、確実に著作権の問題がないものを使いましょう。
まとめ
以上です。